古志会員による一句鑑賞

茹でた蓬の若葉を餅に搗きこんでできるのが草餅。芳香と深い緑色がいかにも春を感じさせてくれる。餅は日本人の力の源であり、祝いの日の食べ物でもある。ここに詠まれた草餅も晴れがましい日のものだろう。類なき母の力とは、子どもに対するゆるぎない愛に他ならない。この草餅には、その愛がたっぷりと込められている。(北側松太)

§975 · 3月 20, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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