この字余りで読みにくい句に出会った時はなんとも驚いたが、誰もが一度は目にした風景であり、それが頭に浮かび上がると忘れられない句となる。お伽の国に迷い込んだような錯覚をもつのは、針があっちこっちを指した沢山の時計ばかりでなく、季語の力が大きい。 (岩井善子)
出典:『久保田万太郎句集』
この字余りで読みにくい句に出会った時はなんとも驚いたが、誰もが一度は目にした風景であり、それが頭に浮かび上がると忘れられない句となる。お伽の国に迷い込んだような錯覚をもつのは、針があっちこっちを指した沢山の時計ばかりでなく、季語の力が大きい。 (岩井善子)
出典:『久保田万太郎句集』
永井龍男さんの小説に、あったのを覚えているのですが、はてさてどの小説だったかと…。句につながるところがあります。