古志会員による一句鑑賞

「かげろうてみたき」は色々な解釈が成り立ちそう。実態のない生活、しがらみにとらわれない生き様、とらえどころのない人間、半透明人間、虚像人間などなど。いずれにしても、社会人としてやっていくには中心線があいまいすぎるようだ。歳を経た俳人ならではの願望かもしれない。(北側松太)
出典:『桔梗』

§3634 · 3月 27, 2012 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

1 Comment to “かげろうてみたき齢となりしかな  清水芳朗”

  1. 石川順一 より:

    初めて聞く名の俳人です。齢は「よはひ」と読むのでしょうね。

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