古志会員による一句鑑賞

水もぬるむころになると、土の中で冬眠していた蛙が田圃などでやかましく鳴きはじめる。水中に体をすっぽりと浸けて、水面にびょこんと目玉を出す。そんな蛙の愛嬌のある生き生きとした姿が映し出されている。低い位置から見上げたような地図を「蛙瞰(あかん)図」ともいうそうだ。初蛙の目にはどんな春が映っているのだろうか。(松井潤)

§973 · 3月 19, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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