古志会員による一句鑑賞

健やかな大往生。眠るようにして、亡くなられたのであろう。春の眠りの心地よさに、寝入ってしまっているけれども、そのうち、いつものように起きだすのではないかと思われるほど。深刻な悲しみではなく、諧謔をもって人の死に対することで、送る人々はかえって安心立命を得られるのかもしれない。(大谷弘至)

§967 · 3月 17, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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