古志会員による一句鑑賞

俳句は五、七、五の十七音が基本。俳句を詠む時、俳人はこの五、七、五のリズムに添って作ろうとする。しかしこの句「死ぬ」とすれば五音でおさまるところを、「死ぬる」と一音多い。人形遣いの呼吸が人形に届くまでのわずかな間が、この一音に込められている。文語体によって作り出されたリズムが、文楽の動きを生き生きととらえる。(岩井善子)
§726 · 2月 22, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

Comments are closed.