古志会員による一句鑑賞
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あをぞらに雪の山々魞を挿す 『果実』
「魞」とは、琵琶湖特有の漁獲法のひとつ。竹の簀(す)で作った魚を獲る仕掛け。おそらくは魚が仕掛けの奥へ入ってゆくことから「獲・えり」と呼ばれるのであろう。折りしも、まわりの山々が空に浮かび見えるような冬晴の一日。その天が下で、日よりを頼りの湖漁師の作業が続いているのである。(坂内文應)
§722 · 2月 20, 2009 ·
長谷川櫂の一句
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白魚にかすかな骨のみゆるかな 『虚空』
手を去りて畳にのりぬ紙風船 『果実』
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