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白魚にかすかな骨のみゆるかな 『虚空』
芭蕉は「明ぼのやしら魚しろきこと一寸」と詠んだが、春二寸ともいわれる白魚。この句の白魚は、長さは六、七センチだろうか。半透明の細長い先に黒く丸い眼がくっきりと鮮やかで、腸も透けて見える。さらに透徹した俳人の眼は、小さな体の中に伸びる骨もとらえた。それはかすかだが、確かに生命を支えている。(松井潤)
§719 · 2月 19, 2009 ·
長谷川櫂の一句
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