古志会員による一句鑑賞

硬く凍てついた大地が春の暖かさに緩み、さまざまな草の芽が萌え出る。句もそんな庭を眺めて詠んだのだろう。どの芽も最初はなんの草花かわかりにくい。ところが句は「桔梗」とはっきり言っている。昨秋、ここで花を愛でた作者だからこその見立て。(藤英樹)
§706 · 2月 13, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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