古志会員による一句鑑賞

春は新しい出発の季節であり、別れの季節である。囲炉裏に身を寄せ合う人々も、やがて春になれば野に出で行く。どのような人も時節が来れば新たな環境に旅立ち、いくつかの出会いと別れを経験する。自然の営みと人の営みの間に、季語である春の炉がどっかり腰をすえている。(岩井善子)
§704 · 2月 12, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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