古志会員による一句鑑賞

明治以前の羽子はとてつもなく大きかったらしい。むくろじの実に五六センチもある竹ひごを刺し、そこに雉や鴨などの羽をつけて切り揃えたという。羽子板で打っても、句のように「大空にとどまれり」というわけには行かなかったであろう。句は、「白妙の羽子」ではなく、「羽子の白妙」と白を強調しているところが表現の妙。(北側松太)
出典:『虚子全集』

§3463 · 1月 2, 2012 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

1 Comment to “大空に羽子の白妙とどまれり 高浜虚子”

  1. あわ より:

    中3の冬休みに書き初めの宿題が出ました。
    その時の課題がこの句だったのです。
    中学生ながら、ああ、たしかに頂点で止まってるな、
    うまいなと感心しました。
    ところで読み方ですが、ずっと「はごのはくみょう」と
    思っていました。たった今、「しろたえ」なのか?
    と揺れを感じました(笑)
    わたくしいま61歳です。

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