古志会員による一句鑑賞

大年は、十二月三十一日大晦日のこと。樹木の苗の畑に杉の枝が飾られている。それらの苗はやがて山に戻される。杉の枝は山の神の加護を願いまた感謝の心をあらわしたものではないか。切ったばかりの杉の枝から漂うかおりが、あたりをきよめている。(山内あかり)

§3396 · 12月 31, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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