古志会員による一句鑑賞

「寒鯉や」で切れているが、寒鯉が泥のようにしずんでいる、という句意。「寒鯉や」と切ったたことで「泥」が強調され、その「泥」の中に春への息吹が含まれているように感じた。寒鯉も泥も今は水底に沈んでいるが、水が温む頃になれば水とともに動き出す。(藤英樹)

 

§3311 · 12月 20, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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