古志会員による一句鑑賞

この「憂き人」は夫であろう。憂鬱な顔をしている夫を散歩に誘うが、言葉少ないまますぐベンチに腰かけて考え事を始めた。その肩に木の実がぽたりと落ちて跳ねた。木の実のたてた小さな音が明るい兆しのように感じる。(山内あかり)
出典:『桜濃く』

§2988 · 10月 20, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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