古志会員による一句鑑賞

虫籠の中の鈴虫だろうか、窓の外の草むらにいる蟋蟀だろうか。部屋で横になると、まるで枕元にいるかのように虫の声が聴こえてくる。りんと鳴き、一呼吸おき、またりんと鳴く。次も鳴くだろうか、ああ鳴いたと思いつつ、聴いているうちに眠りに落ちてしまった。(藤原智子)
出典:『流寓抄』

§2877 · 9月 29, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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