残暑厳しい頃、大阪の繁華街、道頓堀辺りに立てば、扇子をパタパタあおぎながら歩く人や胸ポケットに差した人と行き会い、「儲かってまっか?」などと会話が交わされている光景に出くわすはずだ。そうした景を写したのだろうが、上五を「大阪や」と切ったことで句が俄然愉快になった。これが「東京や」だったらちっとも面白くない。(藤英樹)
出典:『夏』
残暑厳しい頃、大阪の繁華街、道頓堀辺りに立てば、扇子をパタパタあおぎながら歩く人や胸ポケットに差した人と行き会い、「儲かってまっか?」などと会話が交わされている光景に出くわすはずだ。そうした景を写したのだろうが、上五を「大阪や」と切ったことで句が俄然愉快になった。これが「東京や」だったらちっとも面白くない。(藤英樹)
出典:『夏』