古志会員による一句鑑賞

田の畦に稲掛け用に椊えられてある榛の木。雪の降る土地とて冬日の射す日もある。地吹雪も熄みすこしずつ日の伸びつつある仲冬から晩冬の景。農家にとって大事な支役の木である榛がしばし、雪の上に淡い青空のような影を落とし、安らいでいるかのような風情。(坂内文應)

§209 · 1月 30, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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