古志会員による一句鑑賞

「お玉杓子」は蛙の幼生。数珠繋ぎになったゼリーのような卵から孵ると、文字通り、汁を掬うお玉に似た、頭が大きくて小さな尾が伸びた形になる。「玉の命」とは、形が玉のようであるというより、はかなくて美しい命という意味だろう。無数の命もその多くは、蛙に成長する前に天敵の蛇などに食われてしまう。(藤 英樹)

§1106 · 4月 3, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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