この句には、流火草堂より備前の古壷を譲られ二句、の前書きがある。古壷には焼成時からのか、傷があったのだが、それはちっとも醜くはなくかえってあたたかみを感じさせたのだろう。この句が、おぼろとは対極にある流火草堂安東次男氏に […]
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