床に就いているのだろう。雷の閃光がつかの間寝室を白々と照らし出す。そのあとの闇が「夜の厚み」である。不安とも充足とも取れる「夜の厚み」、読み手の心の有り様でどうとも解釈できそう。感覚的な一句である。(北側松太) 出典:『 […]
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