二月は受験の真っ盛り。湯の真中を占めて四肢をのばし、ひととき受験という重荷から自由になっている学生を描いた掲句。「首出して」にほのぼのとした味わいがある。語らずとも励ましているような作者の眼差しが感じられる句だ。双魚は長く英語教員という立場に身を置いた人。(渡辺竜樹)
出典:『風形』
二月は受験の真っ盛り。湯の真中を占めて四肢をのばし、ひととき受験という重荷から自由になっている学生を描いた掲句。「首出して」にほのぼのとした味わいがある。語らずとも励ましているような作者の眼差しが感じられる句だ。双魚は長く英語教員という立場に身を置いた人。(渡辺竜樹)
出典:『風形』