俵万智さんに、「なんでもない会話なんでもない笑顔なんでもないからふるさとが好き」(『サラダ記念日』)という歌がある。この「なんでもない」のように、士朗の「何事もなくて」からは春の到来を心待ちにしていたという思いが強く伝わってくる。春の到来という一大事を力まずに詠む。これが難しい。(大塚哲也)
出典:『枇杷園句集』
俵万智さんに、「なんでもない会話なんでもない笑顔なんでもないからふるさとが好き」(『サラダ記念日』)という歌がある。この「なんでもない」のように、士朗の「何事もなくて」からは春の到来を心待ちにしていたという思いが強く伝わってくる。春の到来という一大事を力まずに詠む。これが難しい。(大塚哲也)
出典:『枇杷園句集』