冬の森に子どもがひとり入ってゆくことは現実には考えられない。するとこの句は夢の中の世界か。どこからやってきたかわからない子どもが、物みな眠る静かな冬の森に入っていく。夢幻のような情景が、作者の胸にひろがっていたのであろう。この句がもたらす静けさは、まるで死の国のそれだ。(渡辺竜樹)
出典:『遅速』
冬の森に子どもがひとり入ってゆくことは現実には考えられない。するとこの句は夢の中の世界か。どこからやってきたかわからない子どもが、物みな眠る静かな冬の森に入っていく。夢幻のような情景が、作者の胸にひろがっていたのであろう。この句がもたらす静けさは、まるで死の国のそれだ。(渡辺竜樹)
出典:『遅速』