竈猫は、火をおとしたあとの、まだ温かい竈のなかで、灰にまみれて暖をとっている猫のこと。掲句の猫は、作者の飼い猫だろう。家の竈のなかで、ふわりと丸まって、家長である作者の知っていることはもちろん、知らないことや、知りたいこと、はては、知られたくないことまで、すべて、ちゃんと見聞きして、知らんぷりで寝ているのだ。
風生のこの一句によって「竈猫」は冬の季題として定着した。(岡崎陽市)
出典:「十三夜」
竈猫は、火をおとしたあとの、まだ温かい竈のなかで、灰にまみれて暖をとっている猫のこと。掲句の猫は、作者の飼い猫だろう。家の竈のなかで、ふわりと丸まって、家長である作者の知っていることはもちろん、知らないことや、知りたいこと、はては、知られたくないことまで、すべて、ちゃんと見聞きして、知らんぷりで寝ているのだ。
風生のこの一句によって「竈猫」は冬の季題として定着した。(岡崎陽市)
出典:「十三夜」