古志会員による一句鑑賞

積雪の深さを測るために目盛をつけ、地上より立てておく竿を雪竿という。積雪地では道幅を知らせるために、路肩に立てることもある。『北越雪譜』によれば「雪竿といへば越後の事として俳句にも見えたれど」とある。深々とさしてあった雪竿が傾き始め、長かった冬も峠を越して、春が近づいた。雪国の人の春待つ心が伝わってくる句である。(近藤英子)

§3384 · 12月 25, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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