古志会員による一句鑑賞

「放下(ほうげ)」とは捨て去ること。この言葉から次の一節を想起する向きも多いのではないか。「自在に泥団を放下して、破笠裏に無限の青嵐を盛る」(夏目漱石『草枕』)。瓜人も愛読していたに違いない。さて、掲句である。「黃落」を「放下」と看破した。これぞ瓜人流擬人法である。(村松二本)
出典:『明治草』

§3034 · 11月 5, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

Leave a Reply