古志会員による一句鑑賞

わが国の神は、荒魂と和魂のふたつの側面をもっている。荒魂は天変地異や病をまきおこし、和魂は雨や日光の恵みを与えて豊かな収穫をもたらす。人智の及ばないところで災いを与えるのも、幸を与えるのも同じ神のなせるわざ。いま大空をあたかも巨人が通りすぎてゆくかのように、野分が渡ってゆく。(萬燈ゆき)
出典:『五百句』

§2924 · 10月 1, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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