古志会員による一句鑑賞

京の夏料理の代表、鱧。白身は上品な味わいで、皮や骨、浮袋までいただける。午後の夏座敷、簾戸の向こうは、いまにも大粒の夕立がやってきそうな空模様である。鱧の灰色の皮と、次第に落ち始める雨音が鮮やか。食通の作者ならではの夏の風物詩。(稲田恵子)
出典:『櫻山』

§2118 · 6月 25, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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