ほの暗い静謐な一間に置かれた屏風。安らぎと落着きを与えるような、長い時間を経たものであろう。それが今、畳まれて「ひたと吸ひつく」。絹と絹のふれあう、しっとりとした触感。優美な瞬間である。ひんやりとした佇まい。屏風は、短冊の形へと姿を変える。(砂沢泉)
ほの暗い静謐な一間に置かれた屏風。安らぎと落着きを与えるような、長い時間を経たものであろう。それが今、畳まれて「ひたと吸ひつく」。絹と絹のふれあう、しっとりとした触感。優美な瞬間である。ひんやりとした佇まい。屏風は、短冊の形へと姿を変える。(砂沢泉)