多佳子が最初に句を学んだのは九歳年長の杉田久女だった。久女の作と見紛う句も多い。だが決定的に違うのは、激情に突き動かされながらも多佳子の句には掲句のような明るさがある。それが久女と明暗を分けたのかも。それにしても、現代に多佳子と久女を連れてきたらどんな句を詠むだろうか。(藤 英樹)
出典:『紅絲』
多佳子が最初に句を学んだのは九歳年長の杉田久女だった。久女の作と見紛う句も多い。だが決定的に違うのは、激情に突き動かされながらも多佳子の句には掲句のような明るさがある。それが久女と明暗を分けたのかも。それにしても、現代に多佳子と久女を連れてきたらどんな句を詠むだろうか。(藤 英樹)
出典:『紅絲』