古志会員による一句鑑賞

鋤焼は、農具の鋤の上で獣肉を焼いて食べたのが始まりとされる。その吊残からか、関西の鋤焼は鉄鍋で牛肉を焼き、そのまま食べるのが一般的。そんな関西風鋤焼を食べながら、浄瑠璃の余韻に浸っている。観てきたものは心中物だろうか。重厚な叙事詩である義太夫節の語りが心を強く打ったのであろう。大阪に単身赴任した折の句である。(松井潤)

§191 · 1月 21, 2009 · 長谷川櫂の一句 · · [Print]

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