古志会員による一句鑑賞

さっきまで、雲が見られたのだろうが、今は真っ青な空をひゅうひゅうと風が渡っている。雲ひとつない空を言うのに、「大空に雲ひとつなき新樹かな」と詠んだのではつまらない。「吹きつくしたる」がことばの技。青空を渡る強い風と新樹の取り合わせが清清しい。(北側松太)

出典:『難波の枝折』

§1725 · 5月 9, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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