古志会員による一句鑑賞

この質感がたまらない。「たっぷり」とつけるべきものはいろいろあるだろうが「パンにバタ」は必然である。これこそ春を惜しむための最善の手段であると理屈抜きに思う。さらに、上五・中七のとろりとした調べがまさしく「春惜む」ではないか。(村松二本)

出典:『草の丈』

§1713 · 5月 2, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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