「バーミヤン大仏破壊を嘆く人に」の前書。形あるものはいつか滅びるが、億万の塵となって宇宙へ散らばり、永遠に偏在する。そう考えることで消滅の嘆きを乗り越 えることができるというのだ。前書にとらわれずに読めば、掲句の「大仏」は、大いなる存在のメタファーともとれる。それは、われわれが普段、かけがえのな いものと感じている物であったり、人であったり。そういった大事なものが失われたときのことを重ね合わせて読むこともできるだろう。(大谷弘至)
「バーミヤン大仏破壊を嘆く人に」の前書。形あるものはいつか滅びるが、億万の塵となって宇宙へ散らばり、永遠に偏在する。そう考えることで消滅の嘆きを乗り越 えることができるというのだ。前書にとらわれずに読めば、掲句の「大仏」は、大いなる存在のメタファーともとれる。それは、われわれが普段、かけがえのな いものと感じている物であったり、人であったり。そういった大事なものが失われたときのことを重ね合わせて読むこともできるだろう。(大谷弘至)