雪解けの透明なせせらぎの底に、石がゆらめいている。見上げれば木の芽や花も揺れていて、山は朗らかに笑っているかのよう。「山笑ふ」とは、南宋の画家郭熙の「春山淡治(たんや)にして笑ふが如く」よりの季語。淡治とは艶のあること。水もその母なる山野も、息吹の季節を迎えている。(稲田恵子)
雪解けの透明なせせらぎの底に、石がゆらめいている。見上げれば木の芽や花も揺れていて、山は朗らかに笑っているかのよう。「山笑ふ」とは、南宋の画家郭熙の「春山淡治(たんや)にして笑ふが如く」よりの季語。淡治とは艶のあること。水もその母なる山野も、息吹の季節を迎えている。(稲田恵子)