古志会員による一句鑑賞

助炭とは、木の枠組に和紙を張り回したもので、炉や火鉢などの上にかぶせ炭火の持ちを良くする道具。炉を切ってさっそく炭を入れ真新しい助炭をかぶせたのだろう。助炭の真っ白な和紙が部屋の光をやわらかく反射している。部屋がほんのり […]

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§3376 · 12月 21, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


この時期、ドライバーはフラストレーションが溜まる。道路工事による渋滞だ。流れがよくなったと思えばまた渋滞。回避して道を変えればそこも渋滞。現代では政治的事情なのだが、「池普請」という季語からわかる通り、この時期は古来より […]

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§3374 · 12月 20, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


阿波木偶は徳島の人形浄瑠璃。文楽に比べて首が大きく、大振りな人形の操作が特徴だ。最盛期は明治中頃で昭和期に衰えたが、近年活動が復活している。阿波は千鳥ヶ浜など美しい海岸にも恵まれている。足の踏みどころを違えて歩く千鳥。浄 […]

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§3372 · 12月 19, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


酸味のきいた酢橘もいいが、まろやかな橙酢は、京都ではポン酢に使われるほど。掲句は橙をギュッとを牡蠣に絞る瞬間をとらえた。乳白色の牡蠣の上に、灯の色そのままに汁が降ってくる。私も思わず唾を飲み込んだ。(稲田恵子)

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§3370 · 12月 18, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


冬の山とは、琵琶湖西岸の比良山のことであろう。鯉の子とは鯉の卵のこと。根菜などと一緒に煮て食べる。鯉の子は熱を加えると、弾けるように身をひらく。その様子を「おどろきやすく」と言ったのだ。まるで無垢な子どもの動きのように見 […]

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§3368 · 12月 17, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·