誰にでも覚えのあることだが、大好きで大事に使ってきた履物がついにおしゃかになってしまったのだ。鳥雲にと置いたことによって、その喪失感が、雲間に見えなくなった北へ帰る渡り鳥のように遥かなものになった。弊履のごとく投げ棄てて […]
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