調子の良さは気持ちの良さとよく似ている。歌舞伎、落語に和歌に漢詩、そして俳句もそう。調子の良い詩というのは声に出すと心が大きくなるようで嬉しい。僕の世代ではないけれど、その昔「春雨じゃ、濡れて行こう」という名台詞があった。俳句でいくとこの俳句あたりが男前の代表に挙がるのではないだろうか。時には照れず、これぐらい言ってみたい。(西村麒麟)
出典:『江戸桜』
調子の良さは気持ちの良さとよく似ている。歌舞伎、落語に和歌に漢詩、そして俳句もそう。調子の良い詩というのは声に出すと心が大きくなるようで嬉しい。僕の世代ではないけれど、その昔「春雨じゃ、濡れて行こう」という名台詞があった。俳句でいくとこの俳句あたりが男前の代表に挙がるのではないだろうか。時には照れず、これぐらい言ってみたい。(西村麒麟)
出典:『江戸桜』