古志会員による一句鑑賞

「しら露」は儚いものの代表。その「しら露」がこぼれないほどゆったりと揺れている萩の姿を詠んでいる。「うねり」ということばに萩の生命力を感じる一方、萩の持つ繊細で優美な姿が印象的な一句だ。「しら露も」となっているから、儚く散ってしまう萩の花もまだ咲いているのだろう。(大塚哲也)
出典:『芭蕉句集』

§2848 · 9月 4, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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