古志会員による一句鑑賞

吉野は桜の花ざかり。その花をめでつつ来た。気がつけば、新緑の大峯山が目と鼻の先。嶺々の上には、おおきな青空が広がっている。やがて、花にも散る時がやってくる。現代の読者の特権として、吉野から大峯までを、上空から鳥瞰する眼で読むのも一興か。(松本邦吉)

出典:『猿蓑』

§1497 · 4月 30, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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