桐は匂やかで軽く耐火性に富み、材として機能性に優れる。嫁入り箪笥や棺など冠婚葬祭に欠かせない。句は、桐箱に桐の釘を打っていたら(あるいはそういう作業を見ていたら)、作者の心に「夕桜」が浮かんだ。芭蕉の古池の句と同じ構造の取り合わせ。幽玄の面影、蕉風にいう「ほそみ」を感じさせる句。(藤 英樹)
桐は匂やかで軽く耐火性に富み、材として機能性に優れる。嫁入り箪笥や棺など冠婚葬祭に欠かせない。句は、桐箱に桐の釘を打っていたら(あるいはそういう作業を見ていたら)、作者の心に「夕桜」が浮かんだ。芭蕉の古池の句と同じ構造の取り合わせ。幽玄の面影、蕉風にいう「ほそみ」を感じさせる句。(藤 英樹)