鼠は正月三が日の間、忌み言葉で「嫁が君」と呼ばれる。食物などを荒らす困った存在だが、地方によっては大黒様の使いとして正月にもてなす習俗も見られる。句の「嫁が君」は大学の実験用に飼われ、常に餌を与えられているのだろう。かつて心理学の演習で行なった鼠の実験を思い出す。マリアと吊付け、手に乗せて馴らすことから始めたが、最後は処分せざるを得なかった。(砂沢 泉)
鼠は正月三が日の間、忌み言葉で「嫁が君」と呼ばれる。食物などを荒らす困った存在だが、地方によっては大黒様の使いとして正月にもてなす習俗も見られる。句の「嫁が君」は大学の実験用に飼われ、常に餌を与えられているのだろう。かつて心理学の演習で行なった鼠の実験を思い出す。マリアと吊付け、手に乗せて馴らすことから始めたが、最後は処分せざるを得なかった。(砂沢 泉)