古志会員による一句鑑賞

汽水湖のため魚や貝が豊富な宍道湖は、日本でも有数の水鳥の飛来地である。宍道湖に大きな夕日が沈んだ後の湖畔の宿。鴨と並んで寝ているような心地よさを作者は楽しんでいる。(近藤英子)

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§3225 · 11月 25, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


「水滸傳」は中国・明代に書かれた壮大な伝奇小説。百八人の英雄豪傑が「梁山泊」に割拠し、乱れた世を正そうとする話。句は、葛湯を飲んで体を温め、いよいよ佳境に近い水滸傳を読もうというところ。深々と冷える夜、家族は寝静まり、い […]

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§3223 · 11月 24, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


今まで滾々と水が湧きその底までも澄んでいた泉が、土のついた菜を洗ったため濁ってしまった。水面にはちぎれた真っ青な菜も浮かんでいよう。泉は夏の季語だが、菜洗うは白菜や、高菜など漬け菜を洗うことで、冬の季語となるさっと描かれ […]

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§3221 · 11月 23, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


ひたすら「あぎと」に読み手の気持ちが収れんされゆく句。作者が能登の停車場で、色白の若き女性が荷を担いでゆく姿を見かけた折の句。笠か傘で全貌は見えていない。あぎと(あご、おとがい)を述べることで夢幻的な美しい句となった。端 […]

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§3219 · 11月 22, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


大根は冬においしい野菜である。大根の収穫のためその葉の根元をつかんで引き抜くこと、またその人を大根引という。掲句、まだ早い時間だというのに、大きな山の影が、大根を収穫している人にまで届いた。大根引の姿も影のように見えて、 […]

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§3217 · 11月 21, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·