古志会員による一句鑑賞

天の川は、七夕伝説の織姫と彦星を隔てる川で、二人は年に一度、旧暦七月七日の夜にこの川を渡って逢うことをゆるされる。旧暦七月七日は、今年の暦に換算すれば八月十六日、新暦の梅雨の七夕とは違って、晴天が続くことが多いので、天の […]

Read more...

§2256 · 8月 18, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


晩夏から初秋にかけて聞く、かなかな、つまり蜩は、どこかしら夏というもっとも命の営みが活発であった季節への慰撫や鎮魂のおもむきが伺える。地獄草紙は、赤と黒を基調とした絵がほとんどであるが、なにやら物事の果てのような色感を湛 […]

Read more...

§2254 · 8月 17, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


この句のくさぐさが何かは特定しがたいが、風通しの良い所に吊るされている草の類であろう。今のような薬などなかった時代、人々は身の回りの草の根やその実、あるいは動物の一部分などを薬として用いていた。夏に疲れた体を回復させる薬 […]

Read more...

§2252 · 8月 16, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


「小鯛の笹漬」は福井・小浜の吊産。小鯛を3枚におろし、薄塩と酢に漬け、笹の葉を添える。残暑厳しい折、いかにも食欲をそそる。「生身魂」はお盆に、子どもたちが健在でいる親にごちそうしたり贈り物をする習慣。句意は「小鯛の笹漬で […]

Read more...

§2250 · 8月 15, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


前書に「輪島に遊びし折、たまたま広江の在を通りたれば」とある。「磯風がとゞいて」と言うのだから海から少し離れた場所ということが想像できる。確かに「広江」は曽々木海岸から3kmほど内側にある。「切子灯籠」の灯をちらめかせる […]

Read more...

§2248 · 8月 14, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·