古志会員による一句鑑賞

この句のくさぐさが何かは特定しがたいが、風通しの良い所に吊るされている草の類であろう。今のような薬などなかった時代、人々は身の回りの草の根やその実、あるいは動物の一部分などを薬として用いていた。夏に疲れた体を回復させる薬草に吹く風。体ばかりか、心も癒される秋の風である。(岩井善子)

§2252 · 8月 16, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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