古志会員による一句鑑賞

ローマの人々は古代遺跡が同居する中で生活している。アッピア街道の石畳を今も自動車が走り、カラカラ大浴場では野外オペラが催される。大きな荷車にラグビーボールのような西瓜を積んだ西瓜売りが、町中の木陰に毎朝立つ。バールで西瓜 […]

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§2274 · 8月 27, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


日課の散歩であろうか。それとも、あてどのない旅であろうか。何の目的もなく、ただ自然に身を任せようという「けふはけふの山川」である。明日になれば明日の、今日とは異なった山川がある。虫しぐれが、人の世の無常を知らしめるかのよ […]

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§2491 · 8月 27, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


句を一読すれば、富山市八尾町で九月一日から三日にかけて行われる「おわら風の盆」を連想する。胡弓の調べにのせて深編み笠の女性が哀愁を帯びた踊りを披露する。踊り手の中にいる妻。しかし笠に顔が隠れて分からない。群衆の間を縫って […]

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§2272 · 8月 26, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


昨今のイベントと化した祭りではなく、ふるさとの氏神さまをまつる土地の人たちだけのお祭りなのだろう。古くから伝わる習いごとにのっとり、家々では祭りのご馳走などを作り供える。秋祭というからには収穫に対しての感謝であろう。うぶ […]

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§2270 · 8月 25, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·


太陽は熱と光とをもたらすが、月は鏡のように静謐にものの姿を浮かび上がらせてくれる。それがこの中七の”壁も柱も”という表現である。かつては太陰暦があり、月の相(フェーズ)によってわたしたちは生活をしてきた。どの家の奥さんも […]

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§2268 · 8月 24, 2010 · 飴山實の一句 · (No comments) ·