古志会員による一句鑑賞

太陽は熱と光とをもたらすが、月は鏡のように静謐にものの姿を浮かび上がらせてくれる。それがこの中七の”壁も柱も”という表現である。かつては太陰暦があり、月の相(フェーズ)によってわたしたちは生活をしてきた。どの家の奥さんも明日の家事を守るためにおおむね早寝。平穏な暮らしに宿る、静かなる月光の上思議。(坂内文應)

§2268 · 8月 24, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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