句を一読すれば、富山市八尾町で九月一日から三日にかけて行われる「おわら風の盆」を連想する。胡弓の調べにのせて深編み笠の女性が哀愁を帯びた踊りを披露する。踊り手の中にいる妻。しかし笠に顔が隠れて分からない。群衆の間を縫って笠の中を覗き回る男は何か滑稽。妻にすぐに伝えたいことでもあるのだろうか。(藤 英樹)
句を一読すれば、富山市八尾町で九月一日から三日にかけて行われる「おわら風の盆」を連想する。胡弓の調べにのせて深編み笠の女性が哀愁を帯びた踊りを披露する。踊り手の中にいる妻。しかし笠に顔が隠れて分からない。群衆の間を縫って笠の中を覗き回る男は何か滑稽。妻にすぐに伝えたいことでもあるのだろうか。(藤 英樹)