日 時:3月23日(水)午後1時
会 場:芭蕉記念館分館
江東区常盤1-6-3
会 費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
2月の深川句会報告
*2月24日、芭蕉記念館分館
*席題は「流氷、雛、目刺」
*一部直しが入ってます。
*◎が特選です。
◎山椒の芽噛んで朧を香らせん 麻衣子
◎薄氷は大地の鼓膜響きけり ひろし
◎仮設の子春来るたびにちりぢりに 逸郎
◎とどろいてうづしほを呑む渦潮よ 隆子
◎ほめられてもつと大きくしやぼん玉 怜
◎革命も恋も知らずに卒業す 逸郎
◎蓬莱の山に手折りし桃の酒 隆子
◎鈴うせてしづかにもどる恋の猫 和子
◎かはりゆくこの世惜しみて土筆摘む 和子
◎ふりつもる雪より白し雛の顔 隆子
◎流氷は仮の住まひかオットセイ 桐幹
◎流氷に乗つて大海旅せんか 俊一
牧牛の鼻を舐めるや春の蠅 洋
売られをり大き蛤ひとつづつ 明子
鯉の吐く泡のぽぽぽと水温む 怜
みどりさし春のつららとなりにけり 和子
蕉翁の住み捨てし庵亀鳴けり 佐幸
ういらうも万能薬も売りて春 間宮伸子
つくづくし錆びたるもよしおひたしに 東久
野蒜つみ鈴ふるやうに土落す 和子
淀むもの棒で促し流し雛 佐幸
立ち賜ふ雛の折筋かつちりと 伊豆山
流氷を前に誓ひし二人かな 洋
流氷のゆるめば軋む舟だまり 桃瑪
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