4月、東京句会のお知らせ

日時:4月13日(土)
集合:午後1時
会場:青山こどもの城
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:当季雑詠5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
* 大谷主宰ご出席の句会となります。
 
 
3月の東京句会報告
*一部、主宰の直しが入っています。
〈主宰特選句〉
三月十日その夜の空のまくれなゐ 山本智恵子
ぶつかりて迷ひし蜷の道ならん   上村幸三
顔出して土筆の五百羅漢かな    関根千方
〈主宰入選句〉
また一つおぼろの橋を渡るかな  庄嶋あかり
さびさびに頭刈り上げ木の芽風   柏田浪雅
よくもまあこんなに缶が堤焼く  佐川あけみ
きのふ一つけふは十咲く辛夷かな  小宮節子
猫柳あたたかなれば鳴いてみよ   上村幸三
鶯餅大きな口にとびこませ     勝又眞子
春愁をまき込んで髪束ねけり    飛岡光枝
小綬鶏に呼ばれてひよいと女下駄  真板道夫
白梅や経つぶやける虻もゐて    関根千方
黒潮をばさりばさりと若布刈る   神谷宣行
かくれ道かたかごの花踏むまじく  杉山常之
田を打つやざくと陽を入れ風を入れ 関根千方
寄居虫やバケツ引つ掻く爪の音   西川遊歩
この陽気春の日傘をさせばなほ  丹野麻衣子
白波は崖のぼりきて椿かな     関根千方
うつばりに父祖の世の塵花菜飯   神戸秀子
宮島の杓文字でよそふ菜飯かな   飛岡光枝
嫁菜飯小さくにぎりお弁当     山本孝予
咲きそむる黄もまぜ込んで菜飯かな 関根千方
現れてエルドラードとは蜃気楼  丹野麻衣子

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